こんにちは。たか子です。
赤ちゃんが生まれて最初のお誕生日を迎えるときには、プレゼントを何にしようかとても迷いますよね。
物が溢れている今の世の中、どんな物に子供が喜び、また、それがずっと心に残るようなプレゼントは何かということを今回は考えていきたいと思います。1歳のお誕生日プレゼント選びのヒントとなれば幸いです。
誕生日を祝うということ
人はなぜ誕生日を祝うのでしょうか?生まれてからの赤ちゃんはたった1年で驚くほどの成長を遂げます。親は1歳になるまでに、ひとつひとつ想いを込めて成長を助けてきましたね。
そのはじめてのお誕生日には、「元気に1歳になってくれてありがとう!!」という想いが込められていると思います。何歳の誕生日でも嬉しいことですが、やはり1歳の誕生日は格別です。
「お誕生日おめでとう」と言う言葉には、みんなからの「生まれてきてくれてありがとう」「生まれてきてくれたからあなたに会えた」「元気に育ってくれてありがとう」ということの要約に感じます。たった一言の言葉だけど、周りの人からの愛情がこもったすばらしい言葉です。
これは何歳になっても同じですね。年を取れば取るほど、おめでとうと言われても嬉しくないなんて思うこともあると思いますが、周りからおめでとうと言ってもらえるという事は、自分が必要とされている、大切にされていることを感じられる時ですね。だから、「誕生日おめでとう」はうれしいんですね。
1歳のお誕生日
昔は、3歳まで生きられないことが多かったと聞いたことありませんか?七五三の始まりは室町時代と言われてますが、そのころ、乳幼児の死亡率は高く、3歳まで生きられること当たり前ではなかったのです。ですから、そこまで育ったことの感謝と長寿を願う意味で七五三という行事が生まれたんですね。
今はその時代よりも死亡率はぐっと下がったとは言え、不慮の事故や病気、乳幼児突然死症候群(SIDS)などで悲しくも1歳を迎えられないお子さんも沢山いらっしゃいます。
1歳を無事に元気に迎えられたということは、本当に奇跡で幸せなことなんです。そんな初めての1歳だからこそ、親にも子供にも心に残るお祝いをしたいですね。
1歳のお誕生日プレゼントのおすすめは?
「1歳 誕生日 プレゼント」と検索するとよく出てくるのは、ファーストシューズ、ベビーリュック、三輪車、おもちゃなどです。
こういったものでももちろんいいと思いますが、私が最もおすすめしたいものは絵本です。
「絵本?普通だし物足りない」と感じますか?子供のころ誰もが読んだことのある絵本は、これ以上ない最高のプレゼントと言っても過言ではありません。
絵本の効果と魅力については、こちらをご覧下さい。
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絵本の7つの魅力!子供に読んであげるとこんなすごい効果が!?
絵本にひとこと添える
絵本には沢山の魅力があります。先ほどの記事を読んでいただけるとよく分かると思いますが、本は心に残ります。
「目で絵を見る記憶・読んでもらったお母さんの声の記憶・頭の中で場面を想像したときの記憶」
本を読むときはほとんどの子供は集中していますので、これらの記憶が心に残りやすいのです。子供のころ「持っていたおもちゃは覚えていないけど、読んでもらった絵本はなぜか覚えている」という方も多いのではないでしょうか。親として伝えたい内容の絵本や、図書館で借りてとても気に入っている絵本をお誕生日のプレゼントにするのがおすすめです。
誕生日以外にも、図書館を利用したり定期購読などで日頃から絵本に触れ合ってほしいと思います。今はインターネットで情報が沢山入りますし、簡単に本を手に入れることができるので、じっくり選んで、図書館やネットで試し読みしてから購入するのがいいですよ。
絵本を手渡すときに私は、絵本の裏表紙の裏部分に「○○ちゃん、○歳のお誕生日おめでとう」と油性ペンで書いてから渡しています。こうすることで、何歳のときにもらったものか一目瞭然ですし、思いもこめられるので子供たちも他の絵本より大切に扱ってくれています。
ちなみに、クリスマスにも絵本をプレゼントしています。「○○ちゃん、メリークリスマス ○さい」という感じで。これはいつまで続くか分からないですが、「絵本は親から」「おもちゃはサンタさんから」という感じでクリスマスはプレゼントしています。
息子へ1歳の誕生日にあげたもの
先ほどの写真は1歳の誕生日に息子へあげた絵本です。いつも裏表紙の裏に(わかりにくくてすみません笑)名前などを書いてます。
この絵本は「カニツンツン」という絵本です。ワケの分からない言葉が羅列してある絵本なのですが(笑)、小さな子供に読むとゲラゲラ笑います。「ツンツン」のところでおなかや背中を指でツンツンすると楽しさも倍増です。
「こんな楽しい気持ちで毎日過ごしてほしい」と思い、この絵本を選びました。
絵本自体がメッセージですし、自分の力で解釈しメッセージを読み取ってほしいので、名前と年齢、お誕生日おめでとう以外は書かないようにしています。
「そのメッセージを読み解くのは10年後かもしれないな」とか「もしかしたら一生伝わらないかもしれない」とも思いつつ、今は素直な心で絵本を読む子供の姿を楽しんでいます。
おもちゃもあげたい
絵本だけでは物足りないときは、おもちゃ+絵本がおすすめ。絵本は千円以内~二千円前後で買えるものが多いですから、負担になりにくいです。
我が家でも、子供が「欲しい」と言ったおもちゃと一緒に絵本を渡しています。
誕生日に絵本をあげることが当たり前になってくると、「今年の絵本は何かな!」と子供もすごく楽しみにしてくれますよ。大きくなってくるとリクエストしてきます(笑)
時間と技術がある方は・・・
子供の1度しかない誕生日。もう少し凝ったものを渡したいという方におすすめなのが「ママの手作りの物」をあげることです。
おもちゃを買ってあげるのももちろんいいのですが、なんだか味気ないような物足りないような感じがするのは私だけでしょうか?
手作りのおもちゃ、お洋服、小物。なんでもいいと思います。ミシンがない方は手縫いで出来るような小さいものでも。その他にも、メモリアルプレートやアルバムやポスターを作るのもいいですね。
子供はお母さんが愛情を込めて作ってくれたものなら、なんでも喜んでくれるはずです。
キットもいろいろと種類があるので、手芸初心者の方にもおすすめです。
ちなみに、私は3人の子どもがそれぞれ1歳になったとき、ぬいぐるみを作りました。ぬいぐるみの足の裏の部分に、名前と1歳を表す刺繍をいれました。
子供たちはみんな、寝るときに一緒じゃないと眠れないとまで言って大切にしてくれています。大変だったけど、作ってよかったと思える瞬間です。
子供が学校で「自分のたからもの」を紹介する授業のときに、娘がこのぬいぐるみを紹介して担任の先生が感動して泣いたそうです(笑)
普通のおもちゃじゃ伝えられない「生まれてきてくれてありがとう、元気に○歳になってくれてありがとう」という気持ちを伝えられる最高のプレゼントです。
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世界にたったひとつの贈り物
大切な1歳のお誕生日に「心に一生残る絵本」を贈ってみませんか?次の世代まで大切にしてくれるかもしれません。
お母さんの手作りのものも一緒に贈ってあげるとさらに喜びますよ。
たった一度の人生。子供の誕生日も大切にしてあげたいですね。唯一無二のプレゼントで子供に想いを贈れたら、きっと子供にも想いが伝わるでしょう。
お役に立てたら幸いです。では、また^^
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