石けん洗濯のやり方を1から説明します!
以前にも石けん洗濯のやり方は作成したのですが、だいぶ年月が経ってしまったので改めて作りました。
以前の記事はこちら⇩
以前のものよりももっと分かりやすくしましたのでご一読ください☺︎
では、さっそくはじめましょう!
1 洗濯物を入れる
洗濯物をいつも通りいれてください。
ドラム式の場合は粉石けんを事前に溶かす必要はないですが、溶けにくい粉石けんもあるようです。
私のおすすめの粉石けんを後ほどご紹介します。
2 粉せっけんと炭酸塩を投入
洗濯物の計量が終わったら一時停止し、粉石鹸を洗濯物の上から振りかけます。
粉せっけんの量
- 0.3 大さじ2くらい (炭酸塩 小さじ1/2)
- 0.6 大さじ4くらい (炭酸塩 小さじ1弱)
- 0.8 大さじ6くらい (炭酸塩 小さじ1)
- 1.0 大さじ8くらい (炭酸塩 小さじ山盛り1)
炭酸塩は無ければ入れなくてOK。
感覚的には大体このくらいです。感覚ですみません。。
洗濯物自体の量と汚れの量に比例して増えるので、基本をこのくらいにして、汚れが多めの場合は粉石鹸の量を少し増やすなどして調整してください。
炭酸塩を使わない場合も同様に粉石鹸の量を増やしてください。
炭酸塩はこういうのです。私は大容量を買ってます。
3 柔軟剤投入口にクエン酸と水を入れる
石けん(アルカリ性)とクエン酸(酸性)の中和の作用で石けんカス残り防止と、石けん独特のキシキシ感を減らすためにクエン酸を入れます。
クエン酸だけだとクエン酸が残ってしまうのでお水も一緒に入れます。
クエン酸の量
- クエン酸 小さじ1~2
- お水 適当でOK
本当はもっと入れた方がいいと思うのですが、クエン酸は割高なので私はこのくらいの量を入れてます。
クエン酸は投入口に入れたあと溶けてなくても大丈夫です。
食品添加物規格のものの方がキレイに溶けて掃除なんかにも使いやすいです。
飲めますしね。
4 運転をはじめる
粉石けんが溶けるまでに少し時間がかかるので、5~8分ほど経ったら石けんが泡立っているかを窓から確認します。
このとき、ドラムの下の方で少しでも泡が溜まっていれば粉せっけんの追加は必要ありません。
泡立ちを確認したら、あとは運転が終わるまで待ちます。
終了!
運転が終わったら普通に干すだけです。
いつもの洗剤を石けん(+炭酸塩)に代えて、いつもの柔軟剤をクエン酸に代えるだけなんです^^
乾燥を行う場合も、いつも通りでOK!
初心者、失敗のワケ
こんなに簡単なのに、失敗して石けん洗濯を諦めちゃう方が多くいます。
失敗の理由は
- 石けんが泡立たない
- どのくらいいれればいいか分からない
- 石けんがどうしても溶け残ってしまう
- 粉石けんってなんかくさい…..
という感じでしょうか。
石けんが泡立たない理由
今まで合成洗剤を使っていたから!
合成洗剤の成分は石けんからしたら汚れなんです。
だから、衣類やタオルから合成洗剤や柔軟剤の残留がなくなるまで何度か洗濯を繰り返さないと泡立つようになりません。
なので新品のお洋服なんかはすぐに泡立つと思いますよ。
合成洗剤を使ってきた洗濯物は泡立つのにも時間がかかるし、最初は粉せっけんの量も多くしないとちゃんと洗濯できません。
諦めないで、しばらく続けることが重要!
石けんの溶け残りの原因
粉石けんが溶け残る理由は
- 粉石けんの量が多すぎる
- 粉石けんが合っていない
↑かなと思います。
まず、石けんの量は少なすぎても多すぎてもダメです。
洗濯物が見えるくらいの泡の量が私は一番ベストだと思ってます。洗濯物が見えないくらいの泡の量だと粉石けんがちょっと多すぎるかなと思います。
ドラムの窓で言うと半分よりも上まで泡でいっぱいだとちょっと多すぎますね。
粉せっけんは少なめ投入で足りなければ追加投入する!
石けん洗濯を続けていくとだんだんと粉石けんの量の感覚がつかめてきますので、それまでは少なめの量からはじめて、途中で一時停止をして追加投入していくのが失敗が少ないかなと思います。
たまに運転が始まったら一時停止でドアが開かないタイプの洗濯機もあるようです。お使いの洗濯機の説明書でご確認ください。
もし途中で扉を開けられないタイプの洗濯機だった場合は、もうどうしようもないので初めから多めに粉石けんを入れて運転しましょう。
クエン酸を多めに入れて様子をみましょう。
そして、溶け残りは粉石けんの商品によってもだいぶ違います。
私もかなりの数の商品を試してきましたが、今はもう一択でこれしか使ってません。
以前に比べると値上がりしてしまったようですが、コスパで考えると全然OKだと思います!
匂う原因
粉石けんで洗濯したあとになんとなくへんなにおいがするって方も多いかと思います。
その原因は、
- 商品自体のにおい
- すすぎが足りない
かなと。
粉石けんの商品、特に原料が動物性油だったり、リサイクル油(廃油)を使ってるものだと独特のにおいがすることがあります。
さきほど私が紹介した粉石けんは洗いあがったあとはほとんど無臭ですし部屋干ししても全然くさくならないので、ほんとおすすめです。
あと初心者の方におすすめなのが、こちらの粉石けんです。
ドラッグストアでも安価で手に入ることができる粉石鹸です。
溶けやすく、助剤入りで泡立ちやすくさわやかな香りがします。ただ、生産が終了してしまったようなので、手に入れたい方はお早めに。。
あとは、すすぎが足りないのも原因のひとつかなと思います。
石けんと普通の洗剤とで同じ感覚で洗濯すると失敗の原因になってしまうかなと思います。
私は洗い時間20分と長めに設定してますし、すすぎ3回に設定しています。
どうしても石けんの残ってほしくない黒系の服の場合は流水すすぎ3回にしたりもします。
やはり普通の洗剤とは別物ですので、ご自分に合った洗剤や洗い時間、すすぎ回数などを模索していけば、失敗もなくなってくるかなと思います!
無理は禁物です
石けん洗濯の方が普通の合成洗剤よりも肌に優しいのは間違いないです。
でも、だからと言って何がなんでも石けん!と肩に力を入れなくてもいいと私は思います。
頑張りすぎちゃうと疲れちゃうし(私がそうでした汗)、うまくできないことがストレスになったらそれこそ健康にもよくないです。
私も疲れて早く寝たいときは合成洗剤に頼ることも全然あります!柔軟剤は使いませんが。
娘に洗濯をしてもらうときも彼女の負担にならないように普通の洗剤を使ってもらってます。
だから我が家の洗濯物は現在、石けん洗濯と洗剤洗濯が半分ずつくらいでしょうか。これくらいだと泡立ちには問題ありません。
というより、やはり一番よくないのは洗剤よりも柔軟剤かなと思ってます。
合成洗剤も保険で置いといていいと思います。
無理のない範囲でやってみてくださいね。
最新情報をお届けします
Twitter でせっけんびよりのたか子をフォローしよう!
Follow @takako_sekken