こんにちは、たか子です。
出産準備って楽しいですよね。特に一人目のときは、どんな物が必要なのかよくわからないけど、赤ちゃんを想いながらあれこれ準備するのが本当に幸せなひとときですよね。
その中で、赤ちゃんの沐浴に使う石鹸を用意しようと思って、ドラッグストアやベビー用品のお店に行ってみると、その種類の多さに呆然となったという方もおられるかと思います。私もそうでした。。
石鹸を選ぶときに見るのはパッケージじゃない。
この石鹸よさそうだな~とパッケージを見て判断。これは全くの間違いですよ!!だって、パッケージだけ見ても中身がどんなものかは分からないじゃないですか。
消費者の心理をうまく利用していますよね。パッケージが上品できれい、かわいいものなら中身もいいものに決まってる!と消費者に思わせるのは、利益重視の企業にとっては当たり前の戦略ですね。
でも、実際に使うのは企業ではなく私たちと生まれたばかりの大切な我が子です。
ですから、パッケージだけを見て判断するのではなくしっかりと成分表を見て判断しましょう。
でも、どんな成分の物を選べばよいのかが、なかなか分からないですよね。
添加物に注意
理由はこのあとに説明しますが、赤ちゃんに使う石鹸には化学物質の含まれていない無添加のものがおすすめです。
純粋な無添加の石鹸の成分は、純石けん分です。その種類は脂肪酸ナトリウムまたは脂肪酸カリウムです。石けん素地とも呼ばれます。
香料や防腐剤などが入っている場合は、純水な無添加の石けんではありません。
また、注意が必要なのは無添加表示のある石けん。本当の無添加ならば何も問題ありませんが、(香料が)無添加、(防腐剤が)無添加というものがたくさんあります。
そういったものも無添加と表示できるので、成分表をよく見て、余計な化学物質が入っていない物を選ぶとよいでしょう。
また、逆に香料と表示されていても合成されたものではなく、天然のハーブを使用しているものもあるので、香料と見ただけで判断するのではなく、商品説明などもよく読みましょう。ハーブを香料としている場合はお肌に悪影響を及ぼすことなくいい香りを楽しむことが出来るのでおすすめですよ。
「石油系合成界面活性剤は含みません」のカラクリ
近頃見かけるこの表示。こう書いてあるとなんか安心しますよね。
でも、これもれっきとした合成化学物質です。たとえ石油を使っていなくても、原料には植物を使って化学合成された界面活性剤が含まれています。
化学合成物質を含まないものは、純水な石鹸だけです。厳密に言えば石鹸も化学合成されていますが、その作り方はとても単純で、それを知ると石油から合成されるものとは全く違う物だと分かります。
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言葉に惑わされず、成分表でよく確認してから購入しましょう。
赤ちゃんにはなぜ無添加の石鹸がいいの?
生まれたばかりの赤ちゃんは本当に無垢です。お肌は大人の1/3の薄さ。ですから外部からの刺激にも弱いし、皮膚が薄く水分を保持できないので乾燥しやすく、皮膚のバリア機能も未熟なのでとても繊細で弱いです。
その繊細で弱いお肌に、たっぷりの化学合成剤を与えたらどうなるでしょう?
見た目には何も変化がないのでわかりませんが、化学物質というのは私たち人間や生き物からしたら異物ですから、肌荒れやかゆみの原因になったりします。
また、長く使い続けることによってアトピーや喘息、その他の病気の一因となる可能性も否定できません。
これは、私自身の見解ですが、薄くて弱い皮膚だから、化学成分を体内に吸収しやすいのではないかと私は考えています。だからこそ、とくに赤ちゃんや子供には、無害な石鹸を使ってあげてほしいと感じています。
特に両親のどちらかや近親者にアレルギー体質の方や、化学物質に過敏な方がいらっしゃる場合には尚更気をつけていただきたいです。
石鹸は洗浄力が強いので、赤ちゃんを石鹸で洗ったあとは、スキンケアも念入りに行ってくださいね。
赤ちゃんには弱酸性がいいんじゃない?
確かに人の肌は弱酸性です。CMでお肌には弱酸性のものがいいと流れてから、赤ちゃんにも弱酸性のものを使いましょうとよく聞くようになりました。
でも、本当にそうでしょうか?石鹸はアルカリ性ですが、洗った後に流すことですぐに中性に傾きます。その後、徐々に弱酸性に戻っていきます。さらに、アルカリ性で洗うことで皮脂や汚れをしっかり落とし、古い角質も剥がれやすくします。
ですから、石鹸がアルカリ性であることは気にしなくても大丈夫です。
弱酸性のものは、合成界面活性剤が使われています。
合成剤は目には見えないけれど、お肌に残留しています。お風呂から出たあとも、お肌のいい香りが続きますよね。これは、合成成分が肌に残留している証拠です。
アルカリ性や弱酸性を気にするよりも、合成化学物質がお肌に残留していることのほうが問題です。対して石鹸の界面活性力は水で薄まることですぐに失われるので安心です。
ちなみに、排水された合成物質は自然に分解されるのに長い時間がかかります。中には自然に分解されない危険なものあります。やがて海に流された化学物質は海に生きるものへの体内に入り、食物連鎖によって人間に戻ってきます。
ほんの少しの化学物質の残留が積もりに積もり、やがて人間や環境にどんな悪影響があるのかはわかりません。
話が少しそれてしまいましたが、無添加の石鹸を選ぶことは赤ちゃんの未来のために大切なことなんです。赤ちゃんの自身のためにも、未来の環境のためにも。
無添加石鹸の赤ちゃん用のものとは?
赤ちゃん用のベビーソープとして売られている石鹸は山ほどあり、その種類の多さからどれを選んだらよいのか分からなくなってしまいますよね。
まず、合成剤の含まれている石鹸は論外ですね。必ず純石けん分で出来ているものを選んでください。
赤ちゃん用のものは保湿成分(グリセリン)が含まれていたり、使う油脂の種類が植物性のものや保湿力の高いものなどで作られています。
そのため、通常の無添加石鹸よりも保湿力に優れているところが、ベビー用と通常のものの一番の違いと言えます。しかし、ベビー用でない無添加石鹸でも、お肌への影響と安全を考えれば合成石鹸とは比べものになりません。
ですので、通常の無添加石鹸でもいいですが、生まれたばかりの赤ちゃんということを考えたら保湿力の高い石鹸を使うのがマスト。洗ったあとはクリームなどでしっかり保湿しましょう。
繊細で敏感な赤ちゃんのお肌には無添加の石鹸が一番です。パッケージなどの表示に惑わされずに、成分表を良く見て選びましょうね。
赤ちゃんを守れるのはママだけですから。
お役に立てたら幸いです。では、また^^♪
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