みなさん、甘酒はお好きですか?寒い冬はもちろん、暑い夏も冷やした甘酒がおいしいです.
けど、市販の甘酒はなんかちょっと・・・・って感じです。甘すぎます。
今回は自宅で簡単だけど本格な甘酒を作る方法を教えちゃいます!
しかも、長時間炊飯器を占領することもないし、ヨーグルトメーカーなどの特別な道具がなくても作れちゃう方法です。
自宅で作る甘酒と市販の甘酒の違い
こんにちは、たか子です。
さて、先ほども言いましたが市販の甘酒って甘いですよねー。すごく甘い。
成分表を見てみると「米・米麹・食塩」だけ。。
砂糖不使用?ほんとかな。と疑いたくなる甘さ(;´∀`)
自分で作る甘酒はとっても優しい甘さです。
甘酒の甘さが好きじゃないという方、多いと思います。
でも、そんな人でも自分で作ったものなら飲めるんじゃないかなというくらい控えめな甘さです。
甘酒好きな私。これまで、見た目のパッケージに騙されて何度も市販の甘酒を買いました。そして毎回後悔します。自分で作った方が100倍おいしいです。
ネットで売ってるようなお高い甘酒は試したことがないのでちょっと気になりますが、高いお金出してスーパーで買えるレベルのお味だったらほんと崖から飛び降りたくなりそうなのでやめときます。
市販の甘酒にはいくつか種類があります。
市販の甘酒の種類
- 米と米麹から作られた甘酒
- 酒粕から作られた甘酒
- 米麹と酒粕のブレンドの甘酒
1の米と米麹から作られたものは先ほどお話したもので、甘いです。
2の酒粕で作られたものは微量ながらアルコールが含まれてますのでお酒くささがあります。やっぱり甘いです。
そして3のブレンド甘酒ですが、結構飲みやすかったのですが、私が飲んだものは酒粕の味がちょっと強くて、まるで酒粕で漬けたお漬物を飲んでるような感じがしてちょっと全部飲みきれなかったです。。まー甘いです。
ここに、砂糖やその他の成分が添加されている場合もあります。これが一番甘い。
そしてやはり、自分で作るのがおそらく一番おいしいです。
しかもコスパ良し。作ったことのない方は是非作っていただきたいなと思います。
甘酒の作り方
用意するもの
- 厚手の鍋
- 米 1合
- 米麹 200g
- 水
- 温度計(なくても大丈夫です)
こうじが200gに対してお米1合必要です。
こうじが300gならお米は1と1/2合。1kgならお米5合ですね。
この比率さえ守れていればおいしい甘酒ができますよ。
出来上がり量は賞味期限の項目に写真を載せてますのでそちらを目安にしてください。
一日一杯飲んで2週間弱くらいでしょうか。半分は冷凍するといいかもしれません。
お鍋は厚手のものがあれば尚いいのですが、なければ普通のカレー鍋のようなものでも大丈夫です。
その場合は、時間を置くときに毛布やバスタオルなどを使って長時間保温できるようにするとうまくできますよ。
それから温度計ですが、無くても甘酒はできます。
でも、こうじを発酵させるには温度がかなり重要なので、甘酒はもちろん塩麹や醤油糀を作るときにも温度計はあった方がいいので、糀をいろいろ使いたいという方は用意してもいいかなと思います。
お菓子作りなんかにも使いますしね。子供の理科の実験にも使えますかね(笑)1本あると便利です。
温度計を用意しない場合は指を入れて「あっつ!」ってくらいまで温めます。
熱めのお風呂のお湯よりさらに少しだけ熱いくらいです。
醤油糀の作り方も紹介していますので、是非ごらんください(o^^o)
たった1日で作る醤油こうじの作り方!炊飯器もヨーグルトメーカーももういらない
ちなみに我が家では安全で安心のこちらの水を使っています。
お水はもう買わない!自宅で造るおいしいお水【ウォータースタンド】
1.まず、おかゆを作ります。全粥です。
全がゆとはお米1合に対して水5合分です。
おかゆをお鍋で作れる方はお鍋で作ってもいいです(洗いものが減りますね)。
私は炊飯器のおかゆモードで作ってます。
2.おかゆが出来たら鍋に移して50~55度くらいまで冷まします。
ここで温度計を使います。温度計がない方は火傷に注意したいのでぬるくなるまで冷ましてください。
糀をいれると少し冷めるので、温度計がある方は、55度くらいでもいいです。
3.おかゆが冷めたら、よくほぐした糀を投入して混ぜます。
4.フタをしてそのまま1時間ほど放置します。
バスタオルや毛布で鍋をくるんで保温するとさらに効果的です。
5.弱火~弱めの中火で再び50度くらいまで加熱し、再び時間を置く
最初に鍋のフタを取ったとき、どろっとしていたおかゆがある程度さらさらになってると思います。色も少しベージュっぽくなってきてますね。
こうじが発酵している証拠です。よく混ぜながら加熱してくださいね。
6.2~3時間経ったらもう一度50度まで加熱して、さらに2~3時間置きます。
このときもよく混ぜてくださいね。かなり水分が増えてきているはずです。
7.完成です。清潔な瓶やタッパーなどに入れて、冷蔵庫で保管します。
糀を指でつぶしてみてください。
柔らかく簡単に潰せたらしっかり発酵して甘酒が完成した証拠です。
2回加熱と保温を繰り返せばうまく発酵できていると思いますが、もしも芯が残っている感じがしたらまだ発酵が足りないのでもう一度加熱・保温を繰り返して下さい。
下の写真は2回の加熱と保温を繰り返した後の写真です。
今回、ちょっと時間がなくて朝までお鍋を放置してしまいました。しっかり発酵してきれいで濃厚な甘酒ができました♪
上の写真の左側がミキサー後です。右のおたまに乗ってるのはミキサー前。
ミキサー後はつぶつぶが一切なくて、飲んだ感じもより濃厚でトロっとしています。
つぶつぶがあるとトロリ感は少なくなりますが、食感が楽しめます。つぶありだと最後にコップの底につぶが溜まってしまいます。この辺は好みですね。
手作り甘酒の賞味期限は?
手作りの甘酒の賞味期限はおよそ1週間を目安に使いきってください。
取り分ける際は清潔なスプーンを使ってくださいね。
今回作った分量(米麹200g)だと、コップ一杯、一日1回飲んで2週間弱くらいかと思います。
沸騰させるともう少し日持ちするのですが、栄養価や効果が薄れてしまうので沸騰させずに1週間で飲みきるのがおすすめです。
一週間で飲みきれるか不安なときは冷凍しましょう。
冷凍すると3ヶ月ほど持ちますよ。製氷機なら簡単に小分け冷凍できちゃいます。
甘酒のおいしい飲み方いろいろ
基本的には、甘酒1:水1の割合で割ると丁度いい濃さでおいしくいただくことができます。好みの分量で割ってみてくださいね。
ホットでほっこり
甘酒をマグカップの半分の高さまで入れて、お湯を注ぎます。熱さが欲しいときは電子レンジでお好みの温度までチンしてください。
優しい甘さで、寒い冬もほっこり温まります♪基本の甘酒ですね。
冷たくして夏バテ防止
飲む点滴と言われるほど栄養価の高い甘酒。
甘酒は温かい飲み物のイメージがありますが、実は江戸時代には夏バテに聞く飲み物として、熱い夏に冷たい甘酒が飲まれていました。
冷たい甘酒の作り方も、温かいものと同様です。コップ半分まで甘酒を注ぎ、上から冷たい水で割ってください。お好みで氷も入れてくださいね。
生姜を入れると?
甘酒に生姜をいれるのもこれまた美味。大人味の甘酒の完成です。ホットでもコールドでもどちらでも合います。
牛乳・豆乳で割ってみよう
甘酒を水ではなくて、豆乳や牛乳で割るのもおすすめです。水で割るよりもまろやかな味と口当たりで、ホットにすると普通の甘酒よりもさらに体が温まる気がします。
ちょっと気分転換したいときにおすすめです。おいしいですよ。
何歳から飲める?
無添加で体にいい甘酒。子供にも飲ませてあげたいですよね。
米麹から作られた甘酒はアルコールはもちろん入ってないので、子供に飲ませても大丈夫ですよ。
1歳を過ぎて、離乳食でいろんなものが食べられるようになってきたら与えて大丈夫です。
我が家の息子も1歳の誕生日を迎えた頃から甘酒をおやつがわりに飲んでいました。
大人が飲む濃さよりも薄めてからあげてくださいね。
初めて与える場合は一応少なめの量で、何かあったとしてもすぐに病院に行けるように午前中にあげてみてください。
糖分があるので、寝る前は虫歯の原因となるので控えましょう。
子供にあげるジュースはこちらもどうぞ。
無添加手作りレモンシロップの作り方!安いジュースにはワケがある
甘酒はやっぱり手作りが一番!
甘酒は自分で作ったものが一番おいしいと思ってます。
炊飯器やヨーグルトメーカーを使わないで作るので、少し加熱の手間がかかってしまいますが、特別な道具がなくても誰でも作れちゃいます。
炊飯器で作ると半日炊飯器が占領されてしまうので結構不便だったのですが、鍋で作ればそんな心配もいりませんね。
昔から日本で親しまれてきた甘酒を自宅で作って、ほっこり甘酒タイムを楽しんでみませんか?
お役に立てたら幸いです。では、また^^♪
初めてでも簡単!鍋だけでその日から使える時短塩麹の作り方
ぬか漬けの作り方!かき混ぜナシでもこんなにも美味しくできるワザ
漉さなくても大丈夫。超簡単な出し汁の作り方。顆粒だしは問題あり
最新情報をお届けします
Twitter でせっけんびよりのたか子をフォローしよう!
Follow @takako_sekken