最近のエコ志向やオーガニック志向で布おむつの人気は高まる一方です。
今回は布おむつを始めるにはどのくらいの初期費用が必要なのかをお話させていただきます。
布おむつが子供やお母さんにとってどんなプラスの効果があるのかをこちらで解説しているので読んでくださいね。
布おむつを始めるならデメリットも理解しよう。だけど得られるメリットもデカイ。
布おむつを始めるとき用意するもの
布おむつをゼロから始めるには、最低限必要なものがあります。
本当に最低限必要なものだけをまずは紹介しますね。
- 布おむつカバー
- 輪おむつ または 成形おむつ
- バケツ
- 洗濯用固形せっけん
- パラソル型ハンガー
これらが揃っていれば、とりあえずは布オムツを始めることができます。
初期準備にお金がかかるものは布オムツカバーや輪おむつです。
ひとつひとつの値段が安くはありませんし、加えて量も多めに用意しないといけないからです。
布おむつのいいところは一度揃えてしまえば、あとはお金がかからないことですね。
初期投資に少しお金がかかってしまっても、その後はほとんどお金がかからないので、妊娠中から月々少しずつでも布おむつ貯金をしておくといいですよ。
余裕を持って予算立てしておくことで、妥協しない準備ができますよ。
それでは、ここからは用意するものそれぞれの金額の目安やおすすめのものをご紹介していきます。
金額は紹介しているアマゾンの商品の価格を参考にしています。
布おむつカバー
最低予算金額 カバー5枚で約5,000円
予算 およそ5,000~10,000円
ワンサイズ(月齢にあわせてサイズを調整できるもの)なら新生児~2歳くらいまで、体型によっては3歳くらいまで使えることがあります。
ただ、安すぎるカバーは「フィット感や漏れ」が気になったりということがよくあるので、少しお値段が高くても素材や縫製がしっかりとしたものを購入した方がいいです。
布おむつカバーは沢山の種類のものが売っていてはじめての方はよく分からないと思います。
基本の布オムツカバーのタイプは内ベルト・外ベルト・ワンサイズの3種類です。
こちらの記事でそれぞれのオムツカバーの特徴を詳しく紹介していますのでご覧くださいね。
コレを読めば布おむつの使い方が分かる!種類・折り方・洗い方・収納法も。
初心者の方はまずはワンサイズのものを数枚用意すれば大丈夫かなと思います。
私の子供も、新生児のころからワンサイズのものにお世話になりました。
生まれてから3ヶ月ごろまでは赤ちゃんは上を向いて寝ているだけなのでワンサイズでも大丈夫ですよ。
動き出すようになってから、内ベルトタイプなどを検討しても遅くはありません。
面ファスナータイプ(いわゆるマジックテープ)のものなら、紙おむつと似た感覚で替えられますよ。
布おむつはもれるもの
それと、皆さんに知っておいてもらいたいのは布おむつは漏れるものということです。
うんちだろうがおしっこだろうが漏れはある程度防ぐことはできますが、完璧じゃありません。
漏れるものだと思っといてください。ですから、カバーは2~3枚じゃ全然足りないです。
特に離乳食前のうんちはゆるゆるですし、上から横からと、かなりもれます!
痩せ型の子やうんちの回数が多い子だと毎回うんちが漏れるときもあります。
「漏れてなかったらラッキー!」くらいに思っておいた方がいいくらいです。
だから、お母さんのストレスを少しでも減らせるように、最初から多めに準備しておいてください。最低でも5~6枚は絶対に必要です。
余裕があれば形違いのものも用意しておくと自分の好みのものを見つけやすいと思います。
途中でどうしてもカバーが足りなくなりそうなときは、カバーだけ手洗いしておくとうまく使いまわせますよ。
私のおすすめのワンサイズおむつはこちらです。こちらを5枚程度用意すれば、問題なく布オムツ育児を開始できるでしょう。
こちらの商品は足や胴回りにしっかりフィットし、洗濯もしやすく乾きやすいです。
娘と息子もかなりお世話になりました。品質はかなりいいですよ。がんがん洗濯板で洗っても洗濯機で回してもよれたり、ほつれたりがありませんでした。
ただ、しばらく使っていると面ファスナーの部分が少し反り返ってきてしまいますが、使用に差し支えはありません。
前面の面ファスナーの部分(マジックテープのことですね)がスナップタイプもありますが、面ファスナータイプの方が、よりしっかりフィットさせてあげられるところがとてもいいです。
カラーバリエーションが豊富なので選ぶ楽しみもありますね。
輪おむつ
最低予算金額 約30枚で およそ3,300円
予算 およそ3,300~30,000円
成形オムツもありますが、化学繊維(マイクロファイバーなど)のものが多かったり、生地が厚いので乾きにくいです。
赤ちゃんのお肌はかなり敏感なので、なるべく綿100%のものを使ってください。
初心者の方には断然ドビー織りの輪オムツをおすすめします。輪おむつなら洗ってもすぐ乾きますよ。
ドビー織りではなくさらしでも大丈夫ですが、薄いので少し漏れやすいです。
自分で縫える方は最安値で買えます。
こちらの反物なら28枚取れるのでこれひとつあればとりあえずは大丈夫です。
私もこれを使いました。(私は夜寝るときにも布オムツを使っていたので、これにさらに仕立て済みのものを10枚買い足しました。)
当ブログで写真付きの詳しい作り方を載せてます。参考にしてください。
3分で完成!まち針・アイロンいらず 布おむつの作り方・縫い方!
仕立て済みのものはもう少しお値段が高くなります。
あとは、オーガニックコットンのものだとさらに高いのでこの振り幅になりました。
バケツ・石鹸・パラソル型ハンガー
最低予算金額 およそ3,000円~
この3つは汚れた布おむつを洗うための必需品です。
洗濯用品は最低でもこの3つは絶対必要です。
それぞれそんなに高い物でもないのですぐに準備できると思います。ケチると余計面倒なことになりますので必ず用意しましょう。
詳しくはこちらの記事の中で解説しています。
コレを読めば布おむつの使い方が分かる!種類・折り方・洗い方・収納法も。
全て揃えた金額は
ここまで紹介したものを全て最低金額で揃えますと・・・
ということになりますね。
なんか意外と大したことないですよね。
紙おむつだと、1ヶ月にかかる紙おむつ代は安くても大体5千円前後ですから(新生児期だともう少し高いかも)、2ヶ月ほどで元が取れちゃいます。
私が試算した最低金額なので、ここから自分のこだわりを足していく感じですね。
ハンドメイドが得意な方やこだわりが特にない方なら意外にもお安い金額で布オムツ育児を始められますね♪
今回、計算してみたら意外と安かったので私自身もびっくりしました(笑)
ちなみに水道代は・・・
水道代はやはり上がります。洗濯に使う水はもちろん、余洗いにも水を使います。
でも、風呂の残り湯を再利用するとかなり節約できますよ。
我が家の場合は布オムツを始める前と始めた後では1,500~2,000円ほど水道代が高くなっていました。
水の使い方にもよりますが、1,500円くらいから、多くて3,000円くらいが普段の水道代よりもかかると思っておくといいでしょう。
風呂の残り湯をうまく使いましょう。
紙おむつに比べるとダントツ安い
紙おむつだと物によりますが、1パック1,500~2,000円くらいはしますよね。
それを月に何個も買います。おむつ卒業まで買い続けるとかなりの額になります!
一方、布おむつは初期費用と水道代が少しかかりますが、紙おむつに比べると本当に安いです!
でも・・・
節約のために布オムツにしようとするならおすすめしません(´・_・`)
なぜなら。
布おむつ育児は本~当に大変だからです。
紙に比べれば確かに大幅な節約になります。
でも、その分多くの精神力・労力・体力・時間が必要になります。
「節約」という動機から布おむつを始めるとおそらく挫折するでしょう。。
子供の為を思って布おむつにしたいと思う方はぜひ布おむつにしてください!そういう方には本当におすすめします。
布おむつを始めるならデメリットも理解しよう。だけど得られるメリットもデカイ。
こちらの記事で詳しくお話していますが、オムツを卒業したときの達成感は言葉には言い表せられません。
布おむつを最後までやりきったお母さんだけが体験できる、何にも変えられないすばらしい体験です。子供のこころにもちゃんと残ります。
私も布おむつ育児をしてきて本当によかったと思っています。
このブログでは、他にも布おむつ初心者の方にむけていろいろと情報を発信していますのでよかったらご覧くださいね。
お役に立てたら幸いです。では、また^^♪
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