お味噌汁大好きたか子です。
毎日当たり前のように食べているお味噌汁は健康によさそうなイメージがありますが、実は逆に健康に害をもたらす存在かもしれないんです。今回はそんなお味噌汁に潜む危険性と、安全・安心な出し汁の作り方についてお話していきます。
だし汁の作り方だけを見たい方は目次から飛ばしてくださいね。
どうやってお味噌汁を作っていますか?
鍋にお水を入れて~具材を切って入れてぐつぐつ煮込む♪具材に火が通ったらダシを入れて味噌を入れてひと煮たちで、はい出来上がり!
・・・ちょっと待ったぁぁぁ!!
さっき入れたそのダシよ!それがよくないんだってば~!!
ほとんどの方は顆粒だしを使っていると思います。私の実家でも夫の実家でもお友達の家でもそうです。私も前は使ってました。
だって、手軽で安くて簡単で・・・本当に忙しい主婦にとっては救世主ですよね。
でも、よくよく考えてみると「そもそも顆粒だしってなんなの?」「だし汁を粉末にしたもの?」とその内容については、私たち一般人には詳しくは分かりませんよね。
粉末顆粒ダシがどのようなものなのか深追いしてみましょう。
顆粒だしの内容と成分
まず、顆粒だしの成分を見てみます。これは粉末だしとしてはみんな知ってるところの成分表をお借りしてきました。
食塩、砂糖類(砂糖、乳糖)、風味原料(かつおぶし粉末、かつおエキス)、酵母エキス、小麦たん白発酵調味料、酵母エキス発酵調味料/調味料(アミノ酸等)
まず気になるものがこちら。
「かつおエキス」
[talk words=’エキスってなんやねん!’ name=’たか子’ align=” avatarimg=’https://sekkenbiyori.com/wp-content/uploads/2017/10/profile.jpg’ avatarsize=” avatarshape=” avatarbdwidth=” avatarbdcolor=” avataricon=” color=” bgcolor=” bdcolor=” bdstyle=” class=” style=”]
かつおをぐつぐつ煮て、その煮汁を乾燥・粉末にしたものがかつおエキスなんだそうです。それって・・・ダシじゃないじゃん!ただのかつお汁じゃないの。しかも、その「かつおエキス」の量も、ほんの少ししか入ってません。かつおの出汁のような香りが気持~ちしますよって感じですね。
この成分表のものは「かつお節の粉末」も入っていますね。ですが、その量は決して多くはないでしょう。ダシの味を決めるかつお節がほぼ入っていないのに、なぜ旨みがあって美味しいのか。
それはね・・・これが入っているからなんだよ。
調味料(アミノ酸)
食品のラベルを見てみるとよく見ますよね、アミノ酸。これは何かというと、主成分はグルタミン酸ナトリウムです。
かの有名なうまみ調味料「○○○」はこれでできています。
[talk words=’わからんわ!でも、そう、アレよ。’ name=’たか子’ align=” avatarimg=’https://sekkenbiyori.com/wp-content/uploads/2017/10/profile.jpg’ avatarsize=” avatarshape=” avatarbdwidth=” avatarbdcolor=” avataricon=” color=” bgcolor=” bdcolor=” bdstyle=” class=” style=”]
原料が何だろうと化学調味料であることには違いありません。
アミノ酸と聞くと、体に良さそうと感じるかもしれません。ですが、この場合のアミノ酸は体にいいものではありません。
発がん性物質であることはもちろん、様々な害や危険性がありアメリカでは使用を規制している州もあり、問題のある添加物であることは間違いありません。
アメリカでこれほどまでに問題になっていても、日本では知らんぷりをしてありとあらゆる食品に使用されています。日本の体質から言って、制限されることはまず有り得ないでしょう。
やはり、自分自身と大切な人を守ることが出来るのは自分自身だということを忘れてはいけません。
日本は添加物大国ですからね。世界で使用が禁止されている添加物もしれっと使われていますよ。
それから、日本企業は言葉のマジックがとてもお上手です。アミノ酸もそうですが、いかにも「安全なもの」と思わせるようなワードはそこら中に溢れています。
例えば「無添加」。あるひとつの物質が無添加なら商品自体に無添加表示が出来ます。(香料が)無添加。(着色料が)無添加のように。「無添加」という言葉の前にはこういった隠れワードが潜んでいる場合もかなりありますので、自分の目で表示をよく確かめることが大事です。
あとは、「○○mg配合」なんかもそうですね。「g(グラム)」で表すとすごく少ないですが「mg(ミリグラム)」で表すといかにも沢山の有効成分が入っているかのように感じます。
ウコンドリンクなんかはその例ですね。ウコンの主成分のクルクミンは体に吸収されるには・・・・・って
[talk words=’今関係ないです、はい。。’ name=’たか子’ align=” avatarimg=’https://sekkenbiyori.com/wp-content/uploads/2017/10/profile.jpg’ avatarsize=” avatarshape=” avatarbdwidth=” avatarbdcolor=” avataricon=” color=” bgcolor=” bdcolor=” bdstyle=” class=” style=”]
こちらの記事で詳しく解説していますのでどうぞ(笑)
[label title=’Check!’ color=’#f38181′ icon=’icon-ok’ text=” class=”]
二日酔いにウコンはもう古い!?二日酔い対策にはクエン酸!クエン酸炭酸水の作り方
話が少し(かなり?)ずれてしまいましたが、顆粒だしにはこのアミノ酸(グルタミン酸ナトリウム)が沢山使われています。
この成分が今すぐに病気を起こすのかと言えばそうではありませんが、何年も何十年もかけて体に弊害を及ぼすのです。
食塩・糖分
かつお節で取ったダシには、食塩も糖分もほとんど含まれていません。ですが、顆粒だしには食塩が大量に含まれています。ダシをちゃんと取った場合と顆粒ダシの塩分を比べると、実に24倍分の塩分になるんです。小さじ1杯で2gもの塩分が取れちゃいます。
一日の塩分摂取量の目標は男性が8g、女性が7gです。これは厚生労働省で定められている数値ですが、たった小さじ1杯の顆粒だしで1日の塩分の約1/3~1/4量が摂取できます。日本人はただでさえ塩分を摂り過ぎと言われているのに、これではすぐに塩分過多になってしまいます。
言わずもがな塩分の取りすぎはよくありません。
しかも、顆粒だしには塩分だけでなく糖質までちゃっかり含まれています。もちろん、自分で取っただしには糖質は含まれていません。
顆粒だしはダシじゃない!
市販の顆粒だしは自分で取ったダシとは全く別物と考えたほうがよさそうです。
自分で取るダシの成分は至ってシンプルです。顆粒ダシの成分表のようにややこしいものは一切入っていません。
本来、シンプルな材料のダシの筈なのに、顆粒だしにはいろんな物が添加されてワケのわからないモノになっています。そんな物を本当に「ダシ」と言えるのでしょうか。
顆粒だしで作った出し汁とは、言うなれば「だし汁風化学物質製汁」でしょうか。
顆粒だしで作った味噌汁は、ダシが利いているかのような味がする気がする味噌汁なのですね。
[talk words=’ややこしい・・・’ name=’たか子’ align=” avatarimg=’https://sekkenbiyori.com/wp-content/uploads/2017/10/profile.jpg’ avatarsize=” avatarshape=” avatarbdwidth=” avatarbdcolor=” avataricon=” color=” bgcolor=” bdcolor=” bdstyle=” class=” style=”]
だし汁じゃないだし汁。私たちは安さと便利と引き換えに一体何を食べさせられているのでしょう。味覚もおかしくなっちゃいますよ。
[label title=’Check!’ color=’#f38181′ icon=’icon-ok’ text=” class=”]
安い・便利の代償。人は化学物質の危険性を真剣に考えるときに来ている
しかし、ダシの危険性が分かったところで自分でちゃんとした「ダシ」を取れるか?というのが気になります。
ダシは完璧じゃなくていい
お料理本でダシの取り方を見ると、水に昆布を入れて火にかける。沸騰する前に取り出し・・・うんぬん・・・ふむふむ、んんっ!?
[talk words=’ふっ・・・ふきんで漉すだと?’ name=’たか子’ align=” avatarimg=’https://sekkenbiyori.com/wp-content/uploads/2017/10/profile.jpg’ avatarsize=” avatarshape=” avatarbdwidth=” avatarbdcolor=” avataricon=” color=” bgcolor=” bdcolor=” bdstyle=” class=” style=”]
・・・めんどっ!!
そうなんです。結構めんどくさい。主婦は忙しいんです。小さい子供がいたらなおさらです。
でも、私は毎日昆布とかつお節でダシを取ってます。やはり本物のダシは違います。上品で偽者ではない本物のうまみが感じられます。子供たちには本当の味を知ってもらいたいですね。
そこで、毎日続けられるダシの取り方を紹介します!
ただし、お料理本に載っているような、完璧なダシの取り方ではありません。忙しい主婦でも毎日続けられるような(悪い言い方をするとズボラな・・・)そんなやり方です。難しくて手間のかかることはやってられません。
それでも、しっかりダシの効いたお味噌汁ができますし、顆粒だしなんかとは比べ物にならない美味しさですよ^^
毎日続けられるダシの取り方
1 鍋に水を入れ、だし用昆布を浸し中火にかける(IHなら7)。
昆布の大きさは、我が家では10cmくらい。(8人分くらい作るので、4人分なら5~6cmくらいでいいと思います)
2 具材を切って鍋に入れ、火が通るまで茹でる。
(沸騰しても気にしません。特にぬるつくことなどありません。)
3 具に火が通ったら、昆布を取り出す。
4 鍋にみそこしを入れ、中にかつお節を入れる。
かつお節の量は4人分で軽くひとつかみくらいです。
(テレビで見るみたいに大量には入れなくても大丈夫です。)
こんな風にみそこしに入れちゃう。
5 かつお節を箸でなじませ、ひと煮たちさせて火を止める。
6 5分以上経ったら鍋からみそこしを引き上げて、箸で軽く押しながら絞ってカスは捨てる。
よく、「かつお節は絞らない」と本などにも書いてありますが、毎日の食卓で飲むような味噌汁にそこまでの丁寧さは必要ないかと思います。絞っても特にエグミは感じませんし、鍋に残ったかつお節も気になりません。
7 味噌を溶き入れて、ひと煮たちさせます。これで完成!
写真では味噌ではなくおつゆにしました。味噌と同様に調味料を入れてひと煮たちさせればOKです。
行程が多いように見えますが簡単ですよ。慣れればなんてことないです。
私はほかのおかずを作りながら、合間合間にだし汁・味噌汁を作ってます。
最大のポイントは、みそこしを使ってダシを取ること(笑)邪道かもしれないけど、漉さなくていいしとにかく楽です。
みそこしを持っていない方は、これを機会に用意してみてはいかがでしょうか?とっても便利ですよ~。
我が家で使用の味噌こしはこちら。大きいサイズでかつお節を入れやすいです。野菜を別茹でしたり、ザル代わりに使ったりとかなり使えます。継ぎ目がないので洗うのも楽チンです。
お鍋はこちら。出しっぱなしでもOKなくらいデザイン性が高いです。蓋と本体がただの丸ではなくひし形のような形をしているので、フタをずらすと蒸気を逃がすことができ吹きこぼれ防止になります。また、片手で注いでも液ダレしにくい構造です。見た目はもちろんのこと、機能もバツグンです。
子供に本物の味を教えてあげましょう
市販の顆粒だしはダシ風味です!しかも毎日摂取することで将来病気にかかる危険度をアップさせてますよ。やはり、ダシは自分でちゃんと取るのに限ります。
今回はちょっと邪道なダシの取り方をご紹介しましたが、邪道だからこそ続けられます(笑)
なにより、何が入っているのか良く分からないダシ汁風のお味噌汁を頂くよりも100万倍マシですね。
子供たちに本物の味を教えてあげましょう。舌は必ず本物の味を覚えてくれます。
お役に立てたら幸いです。では、また^^♪
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