ぬか漬けの始め方を以前紹介しましたが、今回はそのぬか漬けの効果についてご紹介します。
最後のほうには、変わり種のぬか漬けを作ってみた感想もあります!ぜひご一読くださいね。
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ぬか漬けの作り方!かき混ぜナシでもこんなにも美味しくできるワザ
ぬか漬けは完全食!?
こんにちは、たか子です。突然ですが、みなさん「完全食」をご存知ですか?
完全食(かんぜんしょく)とは、健康を維持するために必要な栄養を豊富に含んだ食品、あるいは食事であるが、これだけを食べて健康を維持できるものではない。
引用:wikipedia
卵は完全食で有名ですね。
実は、ぬか漬けも卵に勝るとも劣らない栄養がたっぷり含まれているのです。ビタミンCは含まれていませんが、ぬか漬けは野菜を使うので用意にビタミンCも摂取できます。
[capbox title=”ぬか漬けに含まれる栄養素” titleicon=’icon-heart’ titlepattern=2 bdstyle=4 bdcolor=#66bfbf]
- 植物性乳酸菌
- 酵素
- ビタミンA
- ビタミンB群
- ビタミンE
- 鉄分
- たんぱく質
- カルシウム
- 食物繊維
- 炭水化物
- などなど・・・・
[/capbox]
とにかく栄養の宝庫!本当にたくさんの栄養を含んでいます。
ぬか漬けの効果とは?
ここからは、ぬか漬けの特にすばらしいトコロを紹介します。上の写真は我が家の1ヶ月放置したぬか床です(笑)なんと・・美味しかったです。詳しくはぬか漬けの作り方の記事でお話しています。
乳酸菌がたっぷり
まずひとつめは乳酸菌が豊富に含まれていることです。
乳酸菌は発酵食品に含まれているものですが、乳酸菌にも種類があることをご存知ですか?
チーズやヨーグルトに含まれている乳酸菌は動物性の乳酸菌です。対して、ぬか漬けに含まれる乳酸菌は植物性です。植物性の乳酸菌の方が生きたまま腸に届きやすいと言われています。
乳酸菌が腸まで届くことで腸内環境を整えることが出来ます。実は、この腸内環境を整えることが、人が健康に生活していく上ですごく重要なことなんです。腸は体の免疫機能の7割を担っているとされています。ですから、腸内環境が整っていれば病気になりにくくなるんです。
悪玉菌が増え腸内環境が乱れると体の調子が悪くなり、肌荒れ・便秘・疲労・アレルギー症状・アトピーの悪化・など顕著に体に現れます。そのまま腸内環境が乱れ続けると・・・ガンなどの大病になる原因にも。
それを防ぐ為に腸内環境を整えたいのですが、問題がひとつ。乳酸菌はずっと腸内にとどまることが出来ないのです。ですから、毎日摂取することがとても大切なんです。
ぬか漬けや甘酒は乳酸菌の摂取には有効です。
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炊飯器もヨーグルトメーカーも使わない簡単本格甘酒の作り方。子供のおやつにも。
酵素もたっぷり
腸内環境を語る上で、乳酸菌と並んで外すことのできないもうひとつのワードが酵素です。
酵素は私たちの健康の要です。食べ物の消化や吸収、体に溜まった毒素の排出は酵素の働きによって行ってくれます。
実は酵素は腸内で生成されていますが、整った腸内環境下でないと酵素はしっかりと作られません。酵素が作られないと消費してしまうばかりで酵素不足になり、ますます腸内環境が悪くなります。ですから、酵素を外からもしっかり補いたいですね。
酵素は熱に弱い特性があります。48度以上で死んでしまうそうです。加熱した食品には酵素は期待できませんね。ぬか漬けは一切加熱しませんので、酵素をちゃんと体内に取り入れることが出来ます。
ビタミンが豊富
ぬか漬けはビタミンも豊富です。ビタミンは野菜にも豊富に含まれていますが、これをぬか漬けにするとビタミンの量は何倍にも増えます。
ぬか漬けにすると野菜の水分が抜けますよね。そうすると次に糠の栄養を取り込みます。だから野菜を生でいただくより、ぐーんとビタミンを沢山摂取することができるんです。
特に大根は糠の栄養素をふんだんに吸収してくれるようで、生と比べるとビタミンB1は16倍、ビタミンB6は6倍ビタミンB2は4倍にも!
もちろん他の野菜でもビタミンの含有量はアップしますよ。
ビタミンも健康や美と切り離せない存在ですから積極的に摂りたいですよね。
健康でいるために
腸内環境を整えることが、お肌をキレイにすることやアレルギー症状を抑えることや、病気を予防することなんかにものすごく密接に関わっているんですね。
腸をきれいにすることで美と健康が保たれる。酵素や乳酸菌のサプリメントなんかもありますが、比較的高価なこともあり、子育て世代にはなかなか手を出しづらいことがあると思います。ぬか漬けなら簡単に安く酵素・乳酸菌を摂取できますね。
それに、なんと言ってもぬか漬けは美味しい!!
ぜひぬか漬けを試してみてください。
ぬか漬けのいいところは分かった。でも塩分が・・・
ぬか漬けはお漬物ですから、塩分が気になりますね。
日本の成人男性の1日の塩分摂取量の目安は8g未満、女性は7g未満とされています。
ぬか漬けに含まれる塩分を1人前(3切れ)当たりでおよそどのくらいなのか調べてみました。切り方は、一般的な薄切りや大根は半月切りです。
[capbox title=”ぬか漬けに含まれる塩分量” titleicon=’icon-heart’ titlepattern=2 bdstyle=4 bdcolor=#66bfbf]
- きゅうり 0.4g
- 大根 1.1g
- なす 0.4g
- にんじん 0.5g
[/capbox]
大根はやはり糠の栄養も去ることながら、塩分の吸収率も高いんですね。調子に乗って10枚も食べたら、もう1日の半分くらいの塩分摂っちゃいますね。食べるのはぬか漬けだけってことはないと思いますので、他の料理にも塩分は含まれているので、やはり塩分には気をつけたほうがよさそうです。
毎食ぬか漬けを食べるのは避け、一日に1回、多くても2回までに抑えたいですね。量は1回分の目安およそ15g(薄切り3枚)程度にしましょう。
塩分を減らす方法
ぬか漬けの塩分は以下の方法で少し減らせます。
・早めに上げて浅漬けにする。
・冷蔵庫で漬ける。
・水で塩抜きをする。
塩抜きする方法は、水を張ったボウルに10分くらいつけて置くだけ。簡単なんですが、お漬物が水っぽくなりますので、おすすめは浅漬けにする方法。
冷蔵庫で1~2日くらい漬けると、塩分も酸味も少ないぬか漬けが出来ますよ。ぬか漬けを食べたいけど塩分が気になる方は試してみてくださいね。
ちなみに私のお気に入りの付け方は冷蔵庫で2~3日かけて漬けることです。そのほうが常温で漬けるよりもまろやかで美味しいです。冷蔵庫で漬ける方が塩分の吸収がおだやかなんですね。
番外編 ピーマンを漬けてみた
私はぬか漬けをはじめて5年くらいになりますが、この度はじめてピーマンを漬けました!
家の庭で取れた自家製ピーマンです。ぬか床に入れて冷蔵庫で2日。
こちらです。大根も一緒に漬けました。
[talk words=’ピーマンのほろ苦さとぬか漬けの味が絶妙にマッチしてすっごく美味しい!’ name=’たか子’ align=” avatarimg=’https://sekkenbiyori.com/wp-content/uploads/2017/10/profile.jpg’ avatarsize=” avatarshape=” avatarbdwidth=” avatarbdcolor=” avataricon=” color=” bgcolor=” bdcolor=” bdstyle=” class=” style=”]
ピーマンのシャキシャキ感も最高!!大人の味でめちゃくちゃおすすめです。
ただ、本当に大人の味なので子供はダメでした笑
安い・美味しい・健康!
ぬか漬けは乳酸菌・酵素・ビタミンの宝庫!塩分に気を付けながら毎日食べて腸内環境を良くしましょう!ぬか漬けを食べるだけで体調がぐっと良くなるかもしれませんよ♪
ピーマンもおすすめですよ~^^
お役に立てたら幸いです。ではまた^^♪
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