こんにちは、たか子です。
以前、赤ちゃんにはどんな石鹸を使うといいのかお話しましたが、今回はおすすめの石鹸についてご紹介したいと思います。
はじめに、こちらの記事をまだ読んでない方はこちらからどうぞ♪
出産準備!ベビーソープの選び方!注意するポイント おすすめは?
赤ちゃんにおすすめの石鹸
まず、ここでは界面活性剤が使われていないものを前提に紹介いたします。合成化学物質は体に大きな悪影響を与えますので赤ちゃんには適していません。赤ちゃんの皮膚は薄くて柔らかくて繊細です。絶対に無添加のものを使ってください。赤ちゃんを守れるのはお母さん・お父さんだけです。
安い・便利の代償。人は化学物質の危険性を真剣に考えるときに来ている
無添加の純石鹸の中から、赤ちゃんにおすすめの石鹸を3つ厳選しました。
第3位 マルセイユ石鹸
プロバンス地方で良質なオリーブオイルとパーム油と地中海の海水を使って作られる伝統製法の石鹸です。
かつては粗悪品が出回るのを防ぐために、ルイ14世がオリーブの収穫時期を細かく指示するなど厳しい製造基準を設け、その王令を満たした石鹸のみがマルセイユ石鹸と名乗ることができました。
現在では王令通りでなくても、マルセイユ製法で作られた石鹸はマルセイユ石鹸と名乗ることができるようになっています。
マルセイユ石鹸は数多くのメーカーが製造していますが、その仲でもマリウス・ファーブル社のマルセイユ石鹸が有名です。マリウス・ファーブル社は、1900年の創業以来ずっと、成分や製法にこだわり、高品質な石鹸を作り続けている企業です。
価格は200gで千円弱。石鹸にしてはちょっとお高めですね。でも200gって結構大きいです。赤ちゃん一人なら3ヶ月くらいは持つのではないでしょうか。我が家は赤ちゃん・幼児・小学生の3人で赤ちゃん以外はシャンプーは別のものを使っていますが、3ヶ月半くらいもちます。
現在は600gのものを買って、自分でカットして使っています。
マリウスファーブル社のマルセイユ石鹸600gを自分でカットする方法
赤ちゃんなら髪も少ないので、きしみも気にならずこれで洗えます。これでシャンプーすると髪の毛がふんわりしっとりで本当にきれいな髪になります。
固形石鹸を使用するときはしっかりと泡立ててから、手でこすらずに泡で撫でるようにして洗ってあげてくださいね。手で泡立てるのは大変なので、簡単に泡を作れるタイプのスポンジがおすすめ。
こういうのですね。
また、お風呂場に置きっぱなしにすると溶けてどろどろになることがあるので、使い終わったら湿気の少ない場所や、水のかからない場所に移動すると長持ちしますよ。
気になる使い心地はというと、泡は決め細やかでもっちりとは少し違いますがしっとりふわふわ。マルセイユ石鹸はオリーブオイルで出来た石鹸だから、洗い上がりがとてもしっとりしています。
これで髪を洗うと、他の石鹸で洗ったときよりもしっとりします。
有害な成分は何ひとつ入っていませんし、オリーブオイルに含まれるオレイン酸の働きで皮脂を取りすぎず、しっとりした洗いあがりになります。ただし、物足りないと思って二度洗いしたりしてしまうと、逆に肌に負担になってしまうので二度洗いはしないでくださいね。
肌に優しいマルセイユ石鹸は赤ちゃんにはもちろん、アトピーの方にもおすすめの石鹸です。
アトピーには石鹸がいい!?つらい症状を少しでも軽くするためにできることとは?
洗いあがりはマイルド、原材料も申し分なし、お肌へのやさしさも◎なんですが、ここでデメリットをひとつ。
それはにおいです。ちょっとくさいです笑。口コミでもよく言われています。
初めて購入したときどんなもんかと思いっきり鼻を近づけてくんくんしたら、今までに無いタイプの香りで悶絶しました(笑)。なんと表現したらよいかわからないですが、よく泥くさいと表現されていますね。
有名な「アレッポの石鹸」もオリーブオイルを使って作られていますが、私はマリウスファーブル社のマルセイユ石鹸よりもアレッポの香りの方が苦手です。安いんですけどね。。
使い心地もマルセイユ石鹸の方が好きで、息子赤ちゃんがのときから愛用しています。
第2位 ミヨシ 無添加 泡で出てくるベビーせっけん
マルセイユ石鹸は肌にとっても優しくて本当におすすめなんですが、赤ちゃんを沐浴するときやお風呂に入れるときは、やっぱり手が足りないんですよね。
できれば泡で出てくるほうがラクですよね。
そこでおすすめなのがこちら。
こちらは無添加の石鹸商品を展開しているミヨシのベビー用泡石鹸です。無添加の石鹸にこだわっている会社なので安心です。きめ細かい泡で頭も体もこれ1本で全身お肌にやさしく洗い上げられます。
泡は上でご紹介したマルセイユ石鹸よりもきめ細かくて、生クリームのようにもっちりとしていて、泡持ちがいいです。洗いあがりはしっとりというよりは、きゅっきゅっという感じ。
石けんなので、合成されたもののようにぬるぬる感が残ったりはしません。お湯でサッと流せます。
価格もマルセイユ石鹸と比べるとリーズナブル。
余計な成分が一切ない、安心・安全・シンプルなベビーせっけんです。
第1位 パックスベビー 全身シャンプー
こちらも無添加の石鹸を作っている会社、太陽油脂のベビー用商品です。
界面活性剤・酸化防止剤・着色料・香料などが使われていない、先にご紹介したふたつの石鹸と同様、完全無添加です。
香料は入っていませんが、ローズマリーエキスの効果でしょうか、ほんの少しさわやかな香りを感じることができます。香料ではないので香りは洗っているときに感じる程度で、合成の香りが苦手な方でも安心して使えます。
さらに香りがいいだけではなく、オレイン酸を多く含むマカデミアナッツ油を使用しているので洗いあがりがしっとりしています。
泡はきめ細かくてふわふわだけど、とても泡持ちが良く、途中で泡が消えたりしません。
子供がアトピーなので長らくマルセイユ石鹸を愛用していましたが、最近ではこちらの方が気に入っています。子供のアトピーも悪化していないので肌に合っているようです。
我が家では泡タイプではなく固形石鹼タイプのものを使っています。赤ちゃんのいる家庭ではポンプタイプが断然おすすめです。
お値段は少しお高い印象ですが、使いやすく肌にも優しいパックスベビーは大変おすすめの商品です。
パックスベビーシリーズはクリームや日焼け止めなどもありますが、どれも赤ちゃんや肌の弱い人におすすめです。
太陽油脂は私たちの暮らしや環境、安全をしっかりと考えてくれている会社で信用できます。ぜひ、試してみてください。
番外編
赤ちゃんには、こだわりの高品質のものを使いたい方はこちらをどうぞ。
固形石鹸ですが、こだわりの製法・素材で確かな品質の石鹸です。安心して赤ちゃんにお使いいただけますよ。もちろん無添加です。
\レビュー記事はこちら/
赤ちゃんを守れるのはお母さんだけ
ベビーソープは本当にたくさんの種類があります。この種類の多さがママの石鹸選びを混乱させるんですよね。
今紹介したものはすべて完全無添加のものです。
みなさんの赤ちゃんには、本当に安全でいいものを使ってもらいたいです。
「値段が高い=良いもの」とは絶対に限りません。もちろん、いいものを作るために価格が高くなってしまうことはありますが、はじめから、高いから=良いものと決め付けるのは危険です。赤ちゃんに使うものは、自分でしっかり調べて成分などをきちんと見極めたいです。
また、企業は利益だけを考えてますから、自分たちに都合のいい宣伝しかしません。目先の効果ばかりを信じて、重大なリスクがあることに多くの消費者は気付いていません。
合成化学物質で作られたものは、体にも環境にも悪影響を与えます。乳児湿疹やアトピー、喘息の一因にもなり得ます。
弱酸性が本当に一番肌にいいのでしょうか?
とあるブログで、無添加のベビーソープの感想にこんなことが書いてありました。石鹸はつっぱるし、弱アルカリ性なので乾燥肌やアトピーの赤ちゃんにはおすすめしませんと。。
悲しいです。石けんは確かにアルカリ性です。肌は弱酸性だから、弱酸性のもので洗うのがよいとされているのが近年の傾向ですね。
ですが石鹸で体を洗い、水で流すと体はすぐに中性になります。その後時間が経つと自然に弱酸性にもどります。ですから、弱酸性でないことは大して問題ではないのです。企業のコマーシャルの効果で弱酸性が一番と刷り込まれています。
弱酸性のものは100%合成化学物質で出来ていますから、その残留のほうがお肌にとってよっぽど問題です。
むしろアルカリ性だからこそ、お肌の汚れをしっかり浮かせて綺麗にすることが出来るんです。
石鹸でつっぱりやきしみを感じてしまうのは、成分上仕方のないことですが、保湿に優れた石鹸を選んだり、入浴後に保湿をしっかり行いお肌に潤いを与えることで解決します。
今一度、ご自分や子どもに使う石鹸のことを考え直していただきたいと感じます。
おわりに
無添加の石けんを選ぶことは、大切なわが子とその未来を守ることにつながります。
店頭にはなかなか置いてないことも多い商品をご紹介しましたが、どれもネットで取り寄せる価値のある商品です。
出産準備などでベビーソープを迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
お役に立てたら幸いです。では、また^^♪
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