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ナチュラルクリーニング

【重曹】食用と掃除用の違いを分かりやすく解説!味や効果はちがう?

ドラッグストアやホームセンターに行くと必ず売ってる重曹だけど、よく見てみると食用って書いてあったり掃除用って書いてあったり。

一体その違いって何!?掃除用は口にしたらダメなの?食用は掃除に使わない方がいいの!?

そんな疑問にお答えします。

安い掃除用を食用に使いたい!

こんにちは、たか子です。

このブログではナチュラルクリーニングや純石鹸の使い方についてお話していますが、重曹も掃除によく使っています。

掃除に重曹を使う方は多いと思いますが、ふと「重曹の食用と掃除用って何か違いがあるのか」と気になったことがある方もいると思います。

私もそのひとりでした。あるときお菓子を作るのにベーキングパウダーを用意するのを忘れ、重曹ならあったなぁと思い見てみるとそれは「掃除用」でした。。使えるのか使えないのかだいぶ考えましたね。

結局、お菓子作りは諦めて後日にしました。。やっぱり掃除用と書いてあるものをお菓子に使うのは気が引けます。でもそれで正解でした。

結論を先に言いますと、「掃除用」と書いてあるものは口にしてはいけません。

口に入れるものは必ず食用のものを使ってくださいね。

食用として売られているものを掃除に使うことには何も問題ないです。

食用と掃除用ではどんな違いがあるのか実際に比べてみたいと思います。

それぞれの重曹の使い方もご紹介しようと思います。

では、少々お付き合いください^^

 

重曹はおもに3種類ある

私たち一般の人がお店で購入できる重曹は主に以下の3種類があります。

重曹の種類
  • 薬用(局方)
  • 食用(食品添加物)
  • 掃除用(工業用)

グレードは薬品用・食用・掃除用の順に低くなります。

掃除用として販売されているものは一番グレードが低いんですよね。だからお値段も安いってわけです。

そのグレードは一体どのようにして分けられているかと言うと、精製の純度によって分けられています

薬用や食用のものは厳しい基準をクリアしているので、不純物がとても少ないです。

こちらのサイトに重曹の製造工程が載っています。非常に分かりやすいです。

https://www.agc-chemicals.com/jp/ja/products/detail/index.html?pCode=JP-JA-C010

<重曹の製造工程を簡単に>

調合 → 分離 → 乾燥 → ふるい分け

この順番で生成されていきます!!

そして、ふるい分けの部分で粒の大きさを分けます。

より粒子の細かいものが薬用に、粗いものは飼料用になります。

飼料用は私たち一般ではなかなか手に入れられるものではないので、先ほどの3種類には入れてません。

重曹の主成分は炭酸水素ナトリウムですが、これはどの重曹にも99%以上含まれているので基本の成分は同じです。

でもそのほかの成分、炭酸ナトリウム、塩化物などの含有量がそれぞれ少しずつ異なります。

つまり、粒の大きさや炭酸水素ナトリウム以外の成分の含有量など、細かい規定によってそれぞれの用途に分けられているのです。

また、精製されたあとに製品として管理するときもそれぞれに管理の基準があります。飼料用と薬用じゃ管理に違いがあることは想像に難くないですよね。

厳しい管理下ではそれに伴うコストもかかりますので、薬用のものは価格が高くなってしまいます。

薬用に重曹が使われているなんて一般人にはよく分かりませんが、胃腸薬や人工透析用輸液に使われているようです。

飼料用は農薬や土木の材料の一部などに使われているんだそうですよ。

重曹は私たちの家庭以外にもいろいろな場所や用途で使われている事が分かります。

このように、同じ重曹でも品質には大きな差があることが分かりましたか?

掃除用のものは掃除用として作られているのですから、口に入れることを想定して作られていません。

口に入れてしまって何か害があっても、それが掃除用として売られているものであるなら企業の責任は問えません。

ですから掃除用のものは口に入れないようにしましょう。

食品添加物のものを掃除に使用するのは問題ありません。

基本の成分は同じなので掃除の効果も同じです。

【薬用・食用・掃除用・天然由来の重曹】 4つを比べてみた

4種類の重曹を用意して実際に触感・溶けやすさ・味を比べてみました。

量はすべて小さじ1ずつです。

私の考えとしては、医薬用・天然由来のもの・食品添加物のもの・掃除用の順で粒が粗くなり、溶けにくく、味も苦くなっていくという予想です。

まず、近くで見ると見た目にはどの重曹も大差はありません。

 

触ってみても大きな違いはありません。

強いて言うなら薬用は粒が細かく感じたのと、食品添加物はさらさらに感じたくらいです。

一番各重曹の差を感じたのは水溶液です。

150mlの常温の水に小さじ1の重曹を混ぜ、各30回ずつスプーンで回し溶かしました。

すると、薬用と天然由来のものはほんの少し溶け残りがあった程度ですが・・・

食品添加物と掃除用はごっそりと溶け残ってます。一番溶け残りが多かったのはなんと食品添加物用のものでした。

触ったときには粒の大きさの違いをほとんど感じませんでしたが、水に溶かし混ぜていると食品添加物用のものと掃除用のものは粒の大きさが粗い印象を受けました。

このあと、完全に溶かすために追加で再び30回ほど混ぜたところ、薬用と天然由来のものは完全に溶けましたが、食品添加物用と掃除用のものは溶け切りませんでした。

さらに全部溶かす勢いで混ぜたところ、掃除用のものはほとんど溶けた状態になりましたが、食品添加物用のものは最後まで溶け切ることはありませんでした・・・。

さらに、これらの水溶液を全部飲み比べてみました。(ほんの少し口に含む程度です。)

マネしないでくださいね
薬用
  • 味はクリアで苦味なし
  • マイルドな塩気を感じた
  • 一番飲みやすい
天然由来
  • わずかに苦味を感じた
  • マイルドな塩気を感じた
食品添加物
  • 少し苦味を感じた
  • ツンとした塩気を感じた 
掃除用
  • 苦味はほとんど感じなかった
  • ツンとした塩気を感じた 
  • 気分的に一番飲みにくい

と、なんとももどかしい結果になってしまいました。

私の印象としては食品添加物のものが一番口にしづらいなという感じです。

やはり、溶けやすさ=純度が高いという印象なので、最後まで溶け残った食品添加物のものが「純度がどうなのかな」と思うからです。

今回使用した食品添加物用のものは、あまり質が良くないということなのでしょうか。

ただし、本当にちゃんと食品添加物として売られているものですので、体に害はないはずです。

今回実験に使用した食品添加物の重曹はこちら。食洗機用洗剤や掃除用・消臭剤として愛用しています。

実は以前からこの重曹は苦みを強く感じていたので口に入れるものには使っていませんでした。でも量が多く価格が安いので掃除には重宝します。惜しみなく使えるので助かります。

私は苦味に敏感な方なので使いませんが、レビューを読むと食用に使っている人も多いです。

ただ、私は口にいれるものとしてはやはりこちらをおすすめしたいです。

飲みやすさと安全性で愛用してます。

上で紹介したものよりややお高いですが、苦味が少なく、天然由来で体にも安心です。

一番安心なのは薬品用のものですね。

味も一番苦味を感じなくて、マイルドで飲みやすかったです。

重曹の活用法

このブログの中で紹介している重曹の活用法をご紹介します。

重曹は沢山の使い道があるので上で紹介したような大容量のものを常備しておくと便利ですよ。

ブログの中ではまだ紹介していませんが、バスボムなどの入浴剤を作る場合も掃除用のものではなく食品添加物の重曹を使ってくださいね。

今度記事にしようと思います。

重曹は食用と掃除用を分けて常備が得策

重曹は人体に安全ですし、環境にも負荷をかけません。

でも、口に入れる時は食品添加物と書かれた食品用のものを使いましょう。今回の実験結果を見ても、できれば天然由来の重曹のものがやはり安心です。

掃除に使うときは、惜しみなく使える大容量のものがおすすめ。

食品用と掃除用で分けて常備しておくのが得策と言えそうです。

 

お役に立てたら幸いです。では、また^^♪

 

 

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