ほとんどの人は普段使っている水道水が危険が潜んでいることを知らないでしょう。
いえ、危険なのは水道水だけではありません。
食品・洗剤・ボディケア商品・石鹸・・・
ありとあらゆるところに危険が潜んでいることを日本人は皆あまり気にはしていません。
でも、オーガニックや環境に関心を持ち始めている人が増えていることも確かです。
今回は身近だけど目に見えない危険なもののひとつとして、お水の話をしたいと思います。
水道水が危険な理由って?
水道水が危険な理由
- 水道管の一部に鉛(なまり)が使われている
- アスベストの混入
- トリハロメタンの問題
- 残留塩素の問題
鉛の水道管
私たちが普段使う水は水道管を通って、最終的に蛇口から出てきたものを料理やお風呂に使っています。
蛇口から出てくる前の水はどんなところを通ってきたのか考えたことがありますか?
水道管のことをよーく考えたことがありますか?
水はずっと何年も、下手をすれば何十年も同じところを通ってきています。その内部がつるつるのピカピカなわけありませんよね。
少し調べてもらうとすぐ出てくるのですが、鉛の水道管の中はサビがすごいです。。思わず目を背けてしまいたくなるくらいです。
新しい水道管はサビが付くような素材は使われていませんが、古いマンションなどにはいまだ使われているところもあります。
実は私の兄弟が古いアパートに住んでいますが、水が赤茶っぽいらしいのです。これは水道管の腐食によって起こる現象です。味もまずいらしく、見た目にも味にもとても飲めたものじゃないみたいです。
鉛は人体に悪影響を及ぼします。
生物に対する毒性としては、体表や消化器官に対する曝露(接触・定着)により腹痛・嘔吐・伸筋麻痺・感覚異常症など様々な中毒症状を起こすほか、血液に作用すると溶血性貧血・ヘム合成系障害・免疫系の抑制・腎臓への影響なども引き起こす。遺伝毒性も報告されている。主に呼吸器系からの吸引と、水溶性の鉛化合物の消化器系からの吸収によって体内に入り、骨に最も多く定着する。
ウィキペディアによるとベートーヴェンの難聴の原因も「鉛中毒」が有力視されているそうです。
鉛を使った水道管は現在数は減っているものの、まだ健在しているところもあります。公共の水道管から直接住宅やアパートまでつながる家庭の敷地内の水道管は鉛が使われている可能性がさらに高くなります。
古い家やアパートに住んでいる人は、水道を飲料水にするのは気を付けた方がいいでしょう。
アスベストの混入
アスベスト(石綿)は体に悪いことはもう皆さんご存知だと思います。
かつては奇跡の鉱物と言われ建築現場で重宝されてきましたが、今はその有毒性が明るみに出て製造・使用は禁止されています。
そのアスベストが水道管に使われていた時期がありました。
強度を高めるためにセメントにアスベストを混ぜた石綿セメント管が昭和40年頃まで使われていました。取り換え作業をしてきたものの、鉛が使われている水道管と同様まだ残っているのが現状です。
アスベストは肺に入り込むことでガンなどの原因になるのが問題ですが、胃に入った場合は肺に入るよりは有毒性は低いと言われています。
ですが、そんなの実際は分からないですよね。
沢山の被害者を出したアスベストが、いくら肺ではないからと言って無害というのは考えにくいです。怖いです。
水道管は普段目に見えない場所にあるので、自分の地域や家は大丈夫とは言い切れません。
毎日使うものだからこそ、気を付けなければなりません。
そして、問題は水道管の材質だけではありません。
トリハロメタンの問題
トリハロメタンを知っている人はそんなに多くはないかもしれません。
簡単に説明しますと、
水はまずダムなどで貯水され、川から浄水場に集められますよね。
その水はまったくのキレイな純水ではなく、有機物がたくさん含まれています。
そこに消毒用の塩素を投入するわけですが、その有機物と塩素が合わさると化学反応を起こし、「トリハロメタン」が生成されます。
トリハロメタンは発がん性の恐れがあるものに分類されています。
このトリハロメタン、少量摂取するだけならそんなに問題のあるものではありません。もちろん摂らないに越したことはないのですが。
問題は沸騰させるとトリハロメタンの量が増えることなんです。
トリハロメタンは沸騰に近づくにつれてどんどん量が増え、100℃になると元の3倍にまで増えます。
なんとなく、水道水をお茶に使うときなんかは煮沸させてから使う方が多いと思います。私もそうでした。
基本的に水道水は飲み水としては使っていないのですが、どうしても使わなければいけないときには水道水を沸騰させてからお茶などに使っていました。
そうすれば塩素とか有害物質が除去されると思っていたからです。
でも、そうじゃなかったんですね。
一度沸騰させることにより有害物質を逆に増やしていたなんて思いもよりませんでした。
しかも、塩素もただ沸騰させるだけでは除去されないのです。
塩素やトリハロメタンを除去するには長い時間沸騰させて気化させなければなりません。これは5分という人もいれば、10分とか、20分という人もいます。
私も実際に自分で検査したわけではないですし、データがあまり見られないのでどれが本当なのかは分かりません。
でも沸騰でトリハロメタンが増えるということは事実です。そしてそれを除去するには長い加熱が必要なことは確かなんです。
水道水でお茶や味噌汁を作るとき、野菜をゆでる時に、毎回何10分以上も沸騰させるなんてあまり現実的ではありません。
残留塩素の問題
そして今もちらっとお話しましたが、塩素を取り除くには5分くらい沸騰させただけではだめなのです。しかも沸騰させるとトリハロメタンが増えるのですからもうどうしていいか分かりません。
塩素は水に必要なものです。
貧しい国では汚い水のせいで失われる命が多くあります。私たちが水道水を飲んでもおなかを壊さないのは、塩素のおかげでもあります。
そういう面では日本は本当に恵まれていると思います。豊富な水があり管理された安全な水を飲むことができます。
雑菌の繁殖しやすい夏はさらに多くの塩素が使われます。浄水場を出てから私たちの家に着くまで菌に侵されないために沢山の塩素が入っています。
水道水がおいしくないと感じられるのはこの塩素のためです。水道水は塩素独特のにおいがしますよね。
塩素は人体に影響のない(と言われている)量が添加されています。
でも、塩素が実際に体に害がないかどうかは別物です。
塩素は菌を殺菌します。小さな菌ですが殺してしまうほどの力があるんです。
そんな塩素を毎日摂取していたらどうなるか、長期的にどんな影響があるのかなんて誰にも分かりませんよね。
塩素は今すぐに体になにか影響があるものではないですが、アトピーにはあまりよくないことは分かっています。
塩素にはたんぱく質を壊す働きがあるので、アトピーのように肌が弱い人には症状を悪化させる原因となることがあります。
飲料水はどうしたらいい?
ここまで読み進めていただくと、「じゃあどうしたらいいの」と思いますよね(^-^;)
正直、家で口に入る水を使うときは、浄水器やウォーターサーバー、ペットボトルの水を使う他ないと思います。
時間や面倒をかけて何十分も水を沸騰させるよりも断然ラクですし、確実です。
ところがペットボトルやウォーターサーバーなどは基準を満たすために体に害のあるものではありませんが添加物を加えることもあります。
それに、水はとにかく重いです。1Lで1kgありますからね。買ったり、サーバーにセットするだけで重労働ですね。。
私が使っているのはこちらの記事で紹介しているウォータースタンドです。
ウォータースタンドを実際に設置したリアルな感想を詳しくお話します。一番安い常温タイプでもかなり使える!?
上の記事の中でもお話していますが、蛇口に取り付けるタイプの浄水器はどうしても勢いよく出してしまいがちです。そうすると、きちんとろ過されていない場合が多いそうです。
ウォータースタンドは3種類の「ろ過装置」を使って水道水をしっかりとろ過し、確実に有害物質を取り除きます。
もちろんトリハロメタンや塩素も取り除けますよ。その値はホームページにてちゃんと公開されています。
水道に分岐装置を付けてサーバーに送り込み、水をろ過しながら出すので、勢いよく出すことは物理的に不可能になり、確実にきれいにろ過された水を飲むことができます。
水道直結だから面倒なボトル交換や注文の手間はありません。料金も月々のレンタル代と水道代のみ。しかもその価格が驚くほど良心的です。
本当にたくさんの人に教えたい・・・ような、教えたくないような。。
ウォータースタンドでは紹介キャンペーンなどもやっているのですが、私は知人には絶対おすすめしません(笑)だって本当に教えたくないくらい気に入ってるんですもん。
このブログをご覧いただいている方だけに教えちゃいます。いじわるですかね。
興味がある方はまずは先ほどご紹介した記事を読んでみてください。詳しい使い方など実際に使ってみた感想を記載しています。
ウォータースタンドの公式ホームページもぜひ見てみてくださいね。
資料請求しても勧誘がまったく無いので安心です。
水道水は目に見えない危険が潜んでいます。これを知らない人が本当に多いです。
子供のいる家庭ではとくに水には気を付けたいです。大人にとって害のないものでも赤ちゃんや子供にとっては影響が出ることもあります。
毎日たくさん使う水だからこそ安全なものを使いたいですよね。
水道水をいつも使っている方は、お味噌汁やお茶に使う水をまずはペットボトルのお水にすることから始めてみるといいかもしれません。
お役に立てたら幸いです。では、また^^♪
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